北海道産昆布、日本海沿岸でとれた煮干しなどから大釜で丁寧に出汁をとり、和食の基本を詰め込んだ、和風の液体タイプの濃縮調味料です。濃縮率はうどんだしで10倍、お吸い物で12倍と高濃縮。料亭など業務用でお使い頂くのに造られたこの商品は厨房での手間や後処理を省け、いつも味を均等に仕上げることができる、また高濃縮なので少しの量で味が引き締まる為重宝されています。
大正時代から始まった味造り
大正12年創業の味造りは、和歌山県醤油の町、湯浅で生れました。海と山に囲まれた恵まれた地域の中、海ではしらす漁業が盛んであり、しらすの釜揚げは地域の特産でもあります。その釜揚げしらすを取りだした後の湯に出汁が出て、それがとても美味しく、そのまま捨ててしまうのがとても心苦しかった中、それを活かした商品造りに取り掛かりました。地域の特産の湯浅醤油など和食に必要な調味料を合わせ、初代和風だしの素が完成しました。時代の流れの中で出汁をとる材料は昆布、煮干しなどに変化してきましたが造る思いはそのまま引き継ぎ、美味しさを届け続けています。
使った我が家は"うまいもん亭"
和食はだしが命。この出汁はあなたの代わりに素材から出汁を取っているので手間暇かけた味が入れるだけで出せます。出汁がきいているので色も薄付きで人参など素材の色を鮮やかに仕上げます。和食の基本の醤油など合わせているのでこれ1本で味が決まるところが嬉しい和風だしの素です。出汁が決めての茶碗蒸し、うどん、そうめんつゆ、よせ鍋などは薄めて入れるだけの簡単レシピ。