職人の熟練の技術で、ネコちゃんの舌の柔らかさ、舌の感触に近いたわしをつくりあげました。
【棕櫚製品】
棕櫚は南九州原産のヤシ科の植物でまっすぐ伸びた幹にびっしりと繊維状の皮をまきつけているのが特徴です。
和歌山では海南市や紀美野町周辺でよく見られます。
棕櫚の繊維には適度な油分と耐水性があるため、たわしや箒の原料にされていました。たわしは水捌けがよく、繊維が汚れをよく落とし、箒にすれば埃が舞い上がりにくい。
棕櫚はきちんと手入れすれば何十年と長持ちするサスティナブルな素材です。
現在は棕櫚の皮をはぐ職人がいないため原材料は海外からの輸入に頼りますが、伝統の技術を受け継いだ職人は今でも暮らしに寄り添う製品を作り続けています。
0代の頃から職人の道を歩んで半世紀という熟練の職人北山正積さんが手掛ける製品はどれも高品質。和歌山が育んだ伝統の生活の知恵と技を、毎日の暮らしに取り入れてみませんか。