ペンがなければ石でかく。野山に囲まれた道の駅のロゴマークを石ころや木で作った話(製作者にききました!)
パソコンやスマートフォンから一度離れて自然と向き合ってみると、いつもと違った発見や思ってもみなかったような遊びが生まれる瞬間があります。地面に絵を描いて遊んだり、花を摘んで王冠を作ったりと、自然の中で遊んだ経験が誰しもあるはず。自然の中で遊ぶ醍醐味は、自分で遊び方を考えられることかもしれません。
「竹林やみかん畑、和歌山ならではの草木が息づく道の駅だからこそ、イラストも自然の中にあるもので作ろう」と、石や木で描くことを決めたそう。現れる線たちは、まっすぐではない。ぼこぼこしたり、ぐにゃぐにゃしたり。
土のにおいや作物の生命力を、五感で感じる農業体験。鳥や虫の声をききながら青空の下で食べる料理。心地よい風が吹き抜ける木陰の休憩所。いつもよりちょっとだけ野生的に自然と関わってみる。そんな遊び方を提案する場所だからこそ、石や木の枝で書かれたイラストはますます生き生きして見えてきます。自然の荒々しさを感じる“BE WILD”なイラストが生まれたのです。
FOOD HUNTER PARKには、人間の命の糧になる生き物の物語がたくさんあります。私たちに恩恵を与えてくれるこの自然と向き合い、守り、そして学ばせてもらう。そんな思いがこのイラストにこめられました。